テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Taylors of Harrogate)

taylorofharrogate
(画像:http://www.taylorsofharrogate.co.uk/より)

テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Taylors of Harrogate)は
1886年創業のイギリスの老舗紅茶ブランド。

イギリス北ヨークシャー州のハロゲート(Harrogate)という街にある
「ベティーズ(Bettys)」という人気の老舗カフェ内のブランドでも
あります。
(参考記事:ベティーズとテイラーズ・オブ・ハロゲイトの関係

創業者のチャールズ・テイラー(Charles Taylor)は早くから
ヨークシャー地方各地の水質に合った紅茶のブレンド仕方に
変化をもたせていました。

チャールズのそんなテクニックは、ヨークシャー地方だけでなく
ロンドンを始め、多くの地域からファンを獲得しました。

イギリス国内のスーパーでよく見られる「ヨークシャーティー(Yorkshire Tea)」
は「テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Taylor of Harrogate)ブランドの中でも
最も人気の紅茶です。

それぞれ、ティーバッグとルースティー(茶葉)が用意されています。

・ヨークシャー・ティー
・ヨークシャーティー(カフェインなし)
・ヨークシャー・ティー(硬水用)
・ヨークシャー・ティー・ゴールド

yorkshireteakinds

もし、あなたがイギリスに旅行をする機会があったら
是非、ヨークシャー・ティーをお土産リストに加えてくださいね。

 

イギリスでの紅茶の淹れ方

 

イギリスでの紅茶の淹れ方は大抵こんな感じです。

1. 大きなマグカップにテーバッグをポンと投げ入れる。
2. 沸騰したてのお湯をたっぷり注ぐ。
3. 茶葉から美味しい紅茶を出すため、2~3分置いて抽出させる。
4. ミルクや砂糖をお好みで入れます。

人によって、「ミルクを先に入れる」とか「砂糖は入れない」とか
ありますが、そのあたりは好みでいいでしょう。

紅茶を美味しく淹れるには、沸騰したたてのお湯を入れることが
コツです。
そして、水を沸騰させるのは1度だけ。
つまり、何度も水を沸騰させると空気中の酸素が抜けてしまい、
紅茶の風味を損ねてしまうからです。

ティーバッグの数もしくは茶葉の量は、あなたのお好みで調節します。

ティーバッグで淹れるとき、抽出し終わったティーバッグは
スプーンと指を使って最後の一滴まで搾り出すのがおすすめです。
茶葉の美味しさがぎゅっと詰まっています。

個人的におすすめなのが、ミルクをちょっと多め、そして黒砂糖を入れた紅茶です。
白砂糖もスッキリした甘さで美味しいのですが、黒砂糖を淹れると
コクがでます。
黒砂糖のミネラル分をとることができるので、疲れているときにおすすめです。

日本茶でも「渋いのが好き」という方がいるように、
強めの紅茶もまた美味しいです。

紅茶を強めにしたい場合、ティーバッグの数を増やしたり、
抽出する時間を長めにとったりします。

私が強めの紅茶を飲むとき、熱いうちの飲みたいので、
ティーバッグを最後まで入れたままにすることがあります。

「テイラーズ・オブ・ハロゲイト」の紅茶は、アメリカ、
オーストラリア、そして日本でも人気です。

日本の軟水でも美味しく淹れることができます。